お盆のお花 2020/7/12(日)
お盆に作る精霊棚のごはんの横に配置されるミソハギ。お盆で供養する餓鬼は、のどが狭くごはんが食べられないことから、水とのどの渇きを抑える作用のあるミソハギを添えておくのだそうです。
お盆にお供えする「水の子」は、蓮の葉っぱにのせてお供えします。水の子とは洗った米と賽の目に刻んだキュウリとナスを盛り付けたもののことであり、餓鬼道に落ちた無縁仏に対するお供えです。 キュウリとナスを細かく刻むのは、餓鬼の喉が針のように細いからであり、水に浸すのは、餓鬼が食べ物を口に運ぶと燃えてしまうからだそうです。 お盆に帰ってくるご先祖さまだけでなく、すべての霊をおもてなしする心遣いと優しさが感じられます。
この時期でしか見られない花たちです。