ずーっとずーっと昔から四恩幼稚園の裏園庭に住んでいた孔雀のコックちゃんが今朝、永眠しました。
一昨年前にお母さんのコロちゃんがなくなり、ずっとひとりぼっちで大きなお部屋で暮らしていたコックちゃん。
でも、幼稚園のみんなにたくさんはなしかけてもらい、飼育当番の時はおいしいお野菜やえさをもらい、大勢の人に愛されて世界一幸せなくじゃくさんだったと思います。
飼育当番で抜け変わったコックちゃんの羽を宝物のように持って帰っていた子ども達。
羽を広げてくれた姿を見て感動していた子ども達。
休日中は職員が交代でいきものがかりをしてくれました。
コックちゃんは長い間、数えきれないくらいたくさんの人たちにたくさんの美しい姿をみせてくれて、生き物を愛する気持ちを教えてくれましたね。
休園中のみんながいない時にそっと息を引き取り、心優しい運転手の中野さんがお墓を作ってくれました。
幼稚園が再開したら、子ども達はコックちゃんの死とともに先生たちから命の話を聞きます。
今まで当たり前のようにあった命が、ろうそくの灯が消えるように存在しなくなってしまうこと。
その淋しさや悲しみを体感することで、人間らしい感情の機微に触れ豊かな情緒が育つと信じています。
園長先生が心のこもったお経をあげてくれましたよ。コックちゃん、今までありがとう。
さようなら
合掌