実際の災害にあった時の対処方法を日頃から知っておき、意識しておくための避難訓練を行いました。
万が一の時にパニックを抑えるための訓練は小さい時から必要です。
防災の担当者は柊ニ先生。
事前に災害の想定を金剛寺から出火とし、9:40の実施時間、出火元より1番遠いところから園外に逃げると言う避難経路、先生の指示に従いおはしもの約束を守るという避難方法などを決め、職員で打ち合わせをします。
みんな速やかに避難できて、とても意義のある避難訓練になったと思います。
幼稚園での避難訓練には、大きく分けて3つのねらいがあります。
※子どもたちにとって
安全に避難したり逃げたりするために、先生の指示にちゃんと従えるようにする。
信頼関係ありきですね。
※保育者にとって
子どもたちを安全に避難させるために正しい指示を出せるようにする。
何度も何度も訓練します!
※保護者にとって
子どもたちが家庭で災害に遭遇した時にも、パニックに陥らず慌てないで避難できるようにする。
今年度は引き渡し訓練ができなかったのですがいつか行いたいです!
そして、避難訓練自体の大きなねらいとは、災害という異常事態に慣れておくということ。
子どもたちが地震や火事などの危険なことに出会ったときにどうすればいいのかを、前もって知っておくことがとても重要なのです。
みだりに怖がらせないように気を付けながらおうちでも振り返りをお願いします。
おはしもの約束です。
『お』・ 押さない
(避難中に前の人を押してしまうと、怪我をしてしまう)
『は』・ 走らない
(急いで逃げないといけないけれど、怪我防止のために走ってはいけない)
『し』・ しゃべらない
(避難指示がちゃんと聞けるようにしゃべってはいけない)
『も』・ 戻らない
(忘れ物があっても避難してきた場所に戻ってはいけない)
緊張したけど無事に訓練が終わりました。煙から守るためにハンカチを口に当てます。ポケットにハンカチを入れておいて下さいね。